王子フレデリックから婚約破棄を言い渡された、ヴィクトリア・ウィナー公爵令嬢。
彼女は繭一つ動かさずただ一言、
「我は許可しない」
王子に対して、実に偉そうにそう言い放つ。
でも彼女の目には、人を見下す下劣な心や傲慢さは微塵も感じられないのだ。
一体彼女は何者なのか。
『ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンは世界で一番偉そうである』は、2021年現在ネットでは、1巻まで配信されています。(分冊版は、4巻まで配信されています。)
こんなにもカッコいいヒロインは久しぶりです。
言うこと為すことすべてがあまりにもイケメンすぎて、最高なんです。
そこで今回は、主人公・ヴィクトリア・ウィナー・オーストウィンの魅力を紹介します。
ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンのここが凄い
彼女の魅力をはじから挙げていくと切りがありませんので、今回は次の3つに厳選して紹介します。
- 覚悟が凄い
- 愛が凄い
- 覇気が凄い
王妃ヴィクトリアは、『覚悟』が凄い
ヴィクトリアは国民の前で何のてらいもなく、「王族や貴族は、国のために死ねる覚悟がある」と断言します。
そう言い放つ彼女の言葉に嘘はありません。
「我が身にまとう美しい装いは、民のために死ねる者であることの決意表明だ」と宣言するのです。
自分の立場や存在意義をこれほどはっきりとわかりやすく国民の前で宣言するヴィクトリアは、まさに王妃の座にふさわしい逸材なのです。
彼女のこの理念は付け焼き刃で身につけたものではないことが、行動からもわかるエピソードがあるのでぜひ本編で確かめてみてください。(第1話のラストに注目)
王妃ヴィクトリアは、『愛』が凄い
幼少の頃からのフレデリックに対する愛は、並のレベルではありません。
その一途さ、その深さは、到底余人の及ぶところではありません。
彼女ほどの女性を虜にしたフレデリック王はどんな人物かというと、
事あるごとによく泣くところから、自動塩水生成機とあだ名されるほどの軟弱者。
でもヴィクトリアを惹きつけてやまない大きな魅力の持ち主でもあるんです。
相手の本質を鋭く見抜く彼女だからこそ、フレデリックの真の魅力に気づけたのです。
そんなヴィクトリアは当然誰に対しても、分け隔てない愛を持って接します。
たとえそれが自分を毒殺しようとする敵対者であっても、相手の長所を見抜き、ごく自然に愛ある対応をするのです。
ヴィクトリアは相手が自分をどう思っているかは意に介しません。
彼女は、「人の気持ちはその人だけのもの。その人の好きに生きるべき」と心から思っているからです。
そんなヴィクトリアですから、誰もが一瞬にして心を奪われ、虜になってしまうのです。
彼女の、相手の本質を見抜く ”深い観察力” と ”冷静な判断力” 、そして ”深い思いやり” がわかる第3話、第4話に注目です。
王妃ヴィクトリアは、『覇気』が凄い
これぞヴィクトリアの一番の魅力です。
彼女は、自分に降りかかる火の粉は全て自分で払うことができる覇王系王妃なのですが、大抵の場合、全身から発する覇気のみで災いを退けることができるのです。
実際彼女は、盗賊どもを覇気のみで退けたり、人を自分の言いなりにする魅了魔力をひと睨みで弾いてみせるのです。(第6話~第8話参照)。
また、彼女が剣を振るえば普通の剣も聖剣の如き威力を発揮するという、これ以上ないほどの覇王ぶりも見せてくれます。
それでいて盗賊どもを、まばゆい ”愛のオーラ” で改心させ、生き直すチャンスを与え、最後には国の礎にしてしまうのです。
まさにすべてを包み込む ”母のような大きな愛” が、彼女の心の底に流れているのです。
つまりヴィクトリアは、剛柔併せ持つ稀有なヒロインなのです。
まとめ
遥か高みから人を見下ろすような目をする、世界一偉そうなヴィクトリア。
その実態は、敵対する相手は覇気で蹴散らし、友好的な者には相手を優しく包む ”愛のオーラ” で魅了する覇王系王妃。
たとえ自分を貶めようとする者であろうと、相手を冷静に見抜き、相手の心を尊重する深い愛情の持ち主。
こんなヒロイン、誰もが魅了されてしまいます。
あなたもヴィクトリアの活躍にぜひ注目してみてください。
心から、豊かで痛快な気持ちになれますよ。
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《まんが王国》
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