『鬼畜島』ネタバレと感想 =閲覧注意・リミッターが外れた究極のグロ漫画=

フードをかぶったドクロ なぜか惹かれる、グロ漫画



廃墟研究サークルの男女6人が乗ったクルーザーがある無人島を目当てにやってきた。
決して無防備に近づいてはならない島だとも知らずに。


『鬼畜島』は2022年現在ネットでは、18巻まで配信されている最狂のグロ漫画です。



はじめにあなたに、どうしても言っておかなければならないことがあります。

  • この物語は、まともな感覚で読み始めてはいけません。
  • この物語に、まともな倫理観を求めてはいけません。

これを忘れてしまうと、この物語は楽しめません。



この物語は、ある目的のために人を殺し続ける鬼畜ファミリーが主人公です。



彼らは問答無用でいきなり人を殺します。



相手のことなどお構いなしに、躊躇なく殺します。



彼らにとって人を殺すことは、普通の人間が蚊やハエを叩き潰すくらいの感覚なのです。



彼らが人を殺す理由は、信仰がらみの大きな目的を果たすためなのですが、これは、物語が進行していくにつれて徐々に明らかになっていく重要なポイントなので、ここではネタバレできません。



ただ注目すべきは、大きな目的のためとは言いながら、彼らはそもそも、人を殺すことが好きなのです。



純粋に殺しを楽しむことができるのです。



彼らが嬉々として人殺しを楽しんでいるのを見ると、正常な感覚が打ち砕かれ、なんとも言いようのない非日常的な感覚に襲われます。



これはもはや、鬼畜などといった生易しいレベルではなく、究極の狂人ファミリーです。



彼らは、現代の感覚からすれば、完全にタガが外れた狂人たちですが、ちょっと視点を変えて、「残忍や残虐といった概念が生まれる以前の原初的な世界観の中で生きるファミリー」と考えると、彼らの行く末がとても気になってくるのです。



実際、このぶっ飛んだファミリーには、どこか人を引きつける魅力があるんです。



それは、単なる感情移入からくるものでもなければ、共感からくるものでもありません。



おそらく、倫理観ゼロで己の欲望だけをひたすら追求する者達にたいする好奇心からだと思います。



それと、人間離れした突き抜けた者が持つ、どこか抜けたおかしみも感じられます。



もしもあなたが、グロ耐性のある方でしたら、この作品の世界観を一度は味わってみてもらいたいです。



グロ耐性のない方でしたら、度肝を抜かれるので注意が必要ですよ。



気になる方は、こちらのコミックサイトをチェックしてみてください。



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