裏バイト。
それは、命と金を天秤にかける愚か者のみが手を染める、禁断の仕事。
ある事情から大金が必要になった、国嶺 ユメ(こくりょう ゆめ)と、白浜 和美(しらはま なごみ)は、怪しいとは思いながらも、裏バイトに身を投じる。
二人はまだ、裏の仕事の本当の恐ろしさを知らない。
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この作品に意味を求めてはいけません。
グロ表現なし、痛みの表現なしで、ひたすら ”感覚に訴える怖さ” だけで勝負した、全く新しいホラー体験ができる作品です。
今回は、その新しさの秘密、そして作品を読むにあたっての注意点を紹介します。
『裏バイト:逃亡禁止』の新しさとは
今やホラー漫画は、多種多様の作品であふれています。
パニック系、グロテスク系、サスペンス系、サイコ系、スプラッター系、サバイバル系、ミステリー系、数え上げても切りがないほどです。
でも『裏バイト:逃亡禁止』は、これらのどの系統にも入りません。
今まで誰も見たことのない、全く新しい、唯一無二の世界観が味わえる作品なんです。
その怖さの多様性はピカイチで、怖さのインパクトは強烈で、怖さの新鮮度は他に類を見ません。
今まで誰も怖さを感じたことのない事が、作者の手にかかると、得体のしれない恐怖の元凶に変わるのです。
そしてそれを巡って、あまりにも思いがけない展開が続くのです。
まさに人の想像を超えた、未知の恐怖に出会えます。
予備知識なしに、作品を味わってもらうのが一番いいのですが、あまりにもユニークな作品なので、扱いに困る方も出てくるかもしれませんので、この作品を読むにあたっての注意点をお話しておきます。
『裏バイト:逃亡禁止』を読むときの注意点
冒頭でも言いましたが、この作品に意味を求めてはいけません。
なぜならこの作品は、”感覚的な怖さ” を追求したものですから、意味を求めても意味がないわけです。
むしろその意味のないところが、”得体のしれない怖さ” の原因になっているのです。
人は ”得体のしれない怖さ” に対して意味を求めたがるものです。
そして意味がわかると安心し、”恐怖の感覚” も薄らぐものです。
ところがこの作品は、それを許してはくれません。
たとえあなたが意味を求めて、先の見えない展開を予想したり、意味深な演出の意図を探ったりしても無駄です。
”得体のしれない恐怖” の意味を探ろうとしても無駄です。
すべてが解決されてスッキリするという感覚は、決して味わうことは出来ません。
結局は ”恐怖の感覚” も解消されずに、いつまでも残ることになるのです。
ですからこの作品は、怖さが解消されなくても構わない、という方だけにおすすめします。
最後に一言
『裏バイト:逃亡禁止』の特徴は次のとおりです。
- 先が読めないカオスな展開
- 説明不能の恐怖
- 読み終わった後も持続する恐怖の感覚
つまり、意味を超えた感覚的な恐怖に特化した、唯一無二の作品です。
でも唯一心に残る、”意味のある要素” もあるんです。
それは、ユメちゃん(国嶺 ユメ)とハマちゃん(白浜 和美)の絆です。
- 真面目で面倒見が良くてしっかり者だけど、究極のビビリで、”危険を匂いで感じ取る” という特殊能力を持つユメちゃん。
- いい加減で軽いノリのお調子者だけど、抜群の行動力と、仲間を決して見捨てない優しさを持つハマちゃん。
生死を共にした二人の絆は、”意味のない恐怖の世界” の中で、唯一 ”意味のある要素” として、読者を安心させてくれます。
ホラー好きの方はもちろんのこと、新しい感覚の漫画を求めている方に、特におすすめします。
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《まんが王国》
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