『adabana 徒花』は2021年現在ネットでは、上巻、中巻が配信されています。
田舎の小さな町で起きた、猟奇的な殺人事件。
犯人として名乗り出てきたのは、被害者・五十嵐真子の同級生の藍川美月。
事件を語り始める美月だが、彼女は本当に真実を話しているのか‥‥。
話の展開が緻密に練られているため、グイグイ引き込まれていきます。
二人の間に何があったのか。
美月は本当に真子を殺したのか。
二人の生い立ちや、家庭事情や、人には言えない秘密が明らかになるにつれ、ますます謎が深まっていき、最後まで目が離せなくなるのです。
この作品の特徴として是非注目してもらいたいのが、絵の表現力です。
例えば、警察の取り調べを受ける美月の坦々とした語り口は、嘘をついているようには思えないのですが、なにか違和感がある。
そんな微妙な感情が、セリフよりも絵で表現されているのです。
また、その時々の無意識の反応や、微妙な心情の変化などが、細かく描き分けられていて、登場人物たちの表情の変化を追うだけでも楽しめるのです。
これぞ漫画の醍醐味ではないでしょうか。
この圧倒的な表現力を伴う作画が、この作品の一番の魅力です。
絵の表現力が優れている漫画は、何度も読み返したくなるものです。
『adabana』は、そんな作品の筆頭にあげることが出来ます。
ぜひ本編で確認してみてください。
僕は、もっぱら電子コミックサイトで漫画を読みます。
いつでも、どこでも、すぐに読めるので重宝しています。
今回は、「まんが王国」というサイトで読みました。
ここは、無料で読める作品が3000冊以上もそろっているので、購入前にじっくり検討したい人にはおすすめです。
よかったら試してみてくださいね。
『adabana 徒花』を「まんが王国」で読んでみたい方は、こちらからどうぞ。
*adabanaと検索してくださいね。
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