『親愛なる僕へ殺意をこめて』の感想　＝あなたは、真犯人の犯行動機に驚愕する＝

『親愛なる僕へ殺意を込めて』は、未だネットで根強い人気を誇る、クライム・サスペンスです。現在、１１巻まで配信されていて完結しています。

この作品は、次の展開が読めない面白さが魅力です。

構成がよく練られているため、伏線の回収具合をもう一度確かめたくて、何度か読み直したくなるはずです。

読み応えのある漫画や予想を裏切る展開が好きな方には、おすすめの作品です。

この作品が他のサスペンスと一線を画している点は、殺人犯の動機が想像を絶するものだということです。


”暴力や拷問を受けた人の痛みを通して、生きる感覚を得る” というよくあるサイコパスの殺人動機だけでは収まらない展開があるのです。


この物語の真犯人は、”究極の人の痛み” を求めて恐ろしい計画を立てたのです。


ここを明かしてしまうとこの作品の凄さを存分に味わえなくなるので、ヒントだけにしておきます。


真犯人は、ある方法で、意図的に悪意を育て続けたのです。


それが ”究極の人の痛み” につながることになるのです。


この先は、あなたの目で確かめてください。




とはいえこの物語には救いがないわけではありません。


悪意に対抗できるものは何か。悪意の連鎖はどうすれば断ち切れるのか。


これもまた、一種の ”究極の愛” によって実現されることになるのです。


これは、真犯人が明らかになった後に描かれています。




この作品は、一度読み始めたら最後まで見届けずにいられなくなります。


ですから、まとまった時間が取れるときを選んで読むことをおすすめします。




『親愛なる僕へ殺意をこめて』が気になる方は、こちらのコミックサイトをチェックしてみてください。


《まんが王国》

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