『親愛なる僕へ殺意をこめて』 ネタバレと感想 =あなたは、究極の悪意に戦慄する=

都心の俯瞰風景 衝撃展開

『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、ネットでは2020年11月に11巻が配信され完結していますが、未だに根強い人気を誇る作品です。

連続猟奇殺人事件「LL事件」の犯人とされる男を父親に持つエイジは、記憶のない自らの暴力行為に怯える。

自分は二重人格なのか。

真実を確かめたい衝動にかられたエイジは、危険な道を歩み始める。

予想を裏切る展開が次から次へと続くので、文字どおり目が離せなくなることを請け合います

人の精神的な痛みを感じないし、自分の肉体的な痛みも感じない


これが、「LL事件」の犯人・LLの人物像です。


LLは、人を拷問したときにのみ感じる ”言い知れぬ喜びと生きている感覚” を求めて殺人を繰り返します。


ところが彼は、それだけでは飽き足らず、恐ろしいことを思いつきます。


これによって、この物語の主要な登場人物たちは皆、LLの手のひらの上で踊らされた犠牲者だったといえるのです。


LLが一体何を企てたのかは、ぜひあなた自身の目で確かめてください。


精神的にも肉体的にも痛みを感じないLLが企てた計画は、あまりにも残酷で戦慄します。




ただしこの作品に、全く救いがないわけではありません。


最終巻で明らかになる、”運命の日” (11月18日) にエイジがとった行動が唯一の救いです。


その時のエイジの想いこそが、悪意を断ち切る唯一の希望だったのです。


その想いが何をもたらしたかは、ぜひあなた自身の目で確かめてください。




この作品の衝撃を存分に味わうには、できれば全巻一気に読むことをおすすめします。


そうすることで、「常軌を逸した非日常世界」を臨場感を持って体験できます。


全力疾走で最後まで駆け抜ける。という読み方が一番楽しめると思います。


伏線の回収具合など細かな点は気にせずに、まずは、この稀有の作品を体感してみてください。


とはいえ、読者を選ぶ作品なので、まずは ”試し読み” をおすすめします。


もしも続きが気になったら、きっと最後まで止まらなくなりますよ。




『親愛なる僕へ殺意をこめて』が気になる方は、このコミックサイトをおすすめします。


《まんが王国》

*親愛なる僕へと検索してくださいね。



「まんが王国」のおすすめポイント

  • 無料キャンペーンが充実している。
  • ポイント還元率が高い(購入還元と使用還元を合わせて使うと、最大50%還元可能)

コメント

タイトルとURLをコピーしました