あなたにはこんな経験はありませんか。
- 人目を気にして言いたいことが言えなかった。
- 自分に自信が持てなくて、つい、人に流されてしまった。
誰もがこんな経験あるんじゃないでしょうか。
でももし、それが行き過ぎて、他人と比べることだけを生きる基準にしてしまったら、自分の人生を行きているとは言えませんよね。
「じゃあどうすればいいんだ」
ということで今回は、そんな悩みを持つ方のために、「”ブレない自分をしっかり持っているヒロイン” が活躍する作品」を厳選しました。
その生き方から、きっと勇気がもらえるはずです。
特に今回は、女性が主人公の漫画のみを選びました。
その理由は、本当の意味で強くて優しい女性は、男女を問わず誰をも魅了するものですし、かっこいい女性の魅力は、かっこいい男性の比ではないからです。
今回選んだ漫画のヒロインたちは、各々性格や個性は違っていても、みんな一つのことで一致しています。
それは、「自分は自分、自分以外の何ものでもない」という強い自己肯定感を持っていることです。
それが彼女たちを真に輝かせている秘密です。
そんな彼女たちの生き方は、きっとあなたの参考になるはずです。
- 『ヒロインが実にカッコイイ 漫画・厳選10作品』
- 1: 『ふつつかな悪女ではございますが』 ・鋼のメンタルがカッコいい
- 2: 『悪の華道を行きましょう』 ・清濁併せ呑む懐の深さがカッコいい
- 3: 『ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンは世界で一番偉そうである』 ・覚悟を持った生き方がカッコいい
- 4: 『デブとラブと過ちと!』 ・ブレない自己肯定感がカッコいい
- 5: 『ちひろさん』 ・孤独を肯定する姿がカッコいい
- 6: 『アシガール』 ・究極の行動力がカッコいい
- 7: サクラ、サク。 ・自分を変えられる勇気がカッコいい
- 8: 『無能の鷹』 ・無能を卑下しない姿がカッコいい
- 9: 『能面女子の花子さん』 ・自分を見失わない姿がカッコいい
- 10: 『グランマの憂鬱』 ・ブレない生き方がカッコいい
- 関連
『ヒロインが実にカッコイイ 漫画・厳選10作品』
1: 『ふつつかな悪女ではございますが』 ・鋼のメンタルがカッコいい
殿下の寵愛を一身に受ける黄家の雛女(ひめ)・黄 冷琳(れいりん)。
そんな彼女を妬みから恨む朱家の雛女(ひめ)・朱 慧月(けいげつ)は、冷琳を高楼から突き落とした瞬間、道術の力で互いの体の入れ替えに成功する。
慧月の姿になった冷琳は不条理にも、自分を襲った罪で処刑されることが決まったのだが……。
冷琳の秘密をちょっとだけネタバレしますと、幼い頃から虚弱体質のため、常に死と隣り合わせの生活を送ってきた彼女は、「鋼のメンタル」の持ち主だったのです。
そんな冷琳ですから、今や慧月(けいげつ)の健康な体を手に入れた彼女は、ワクワクが止まらないのです。
”追放された先での暮らしぶり” や、”自分を陥れた慧月への思いやり” など、読んでいて実に清々しい気持ちに満たされます。
たとえどんな状況に陥っても力強く生きる彼女に、教えられることが多いはずです。
2: 『悪の華道を行きましょう』 ・清濁併せ呑む懐の深さがカッコいい
結婚式の最中に前世の記憶がよみがえったセレスティーヌ。
それまでの行いのつけがまわり、醜い中年男の元へ嫁がされるのだ。
ところが、相手の顔を見た途端、思いも寄らなかった感情に襲われ、戸惑うことになる。
主人公のセレスティーヌが、最高に魅力的なんです。
’人を寄せ付けない威厳” 、クールビューティーの異名を取る ”凛とした美しさ”、”何事にも動じない精神力”。
さらに、心の底に深い思いやりを秘め、弱きを助け強きをくじく、実にカッコいい女性なんです。
旦那様 ”命” の決してブレない愛の一途さは、周りを呆れさせるほど。
そうかと思えば、どんな局面でも、金儲けには抜け目のなさを見せるところがなんとも魅力なんです。
俗っぽさと高貴さの両面を持ち、清濁併せ呑む彼女の活躍を是非本編でどうぞ。
3: 『ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェンは世界で一番偉そうである』 ・覚悟を持った生き方がカッコいい
誰に対しても実に偉そうなヴィクトリア・ウィナー公爵令嬢。
いつも、遙か高みから人を見下ろすような目で命令する。
ところが彼女、自分を暗殺しようとした者だろうと、自分を誘拐した盗賊だろうと、虜にしてしまうほどの魅力の持ち主。
一体彼女は何者なのか。
「我は、国のために死ねる覚悟がある」
めちゃくちゃ偉そうにそう言い放つヴィクトリアは、生き様が実にかっこいい女性なんです。
そして、誰よりも偉そうで、誰よりも強いヴィクトリアは、実は、誰よりも深い愛情の持ち主だったのです。
彼女を見ていると、人間の魅力の本質は間違いなく ”愛” であることを改めて感じます。
ヴィクトリアの決してブレない ”愛の力” がどれほど人を魅了するか、ぜひ本編で味わってもらいたいです。
4: 『デブとラブと過ちと!』 ・ブレない自己肯定感がカッコいい
自分を卑下するコンプレックスの塊・夢子は、ある日ビルから転落し、生死の境をさまよう。
死を覚悟し、「もし生まれ変われるのなら、次はもっと……」と願う彼女だったが、運よく生還。
しかも彼女、記憶を失っていたにもかかわらず、超ポジティブに生まれ変わっていた!
以前は自分の容姿にコンプレックスを持っていた夢子ですが、今や人から ”デブでブス” と悪口を言われても、「私のこのボディと顔は神様からの贈り物なの」と誇らしげに言う彼女の姿が、実にカッコいいんです。
夢子は自分をごまかして、無理にポジティブトークをしているのではなく、いつも本気です。
ですから、はじめは戸惑う周りの者たちも、いつの間にか彼女の魅力に魅せられてしまうのです。
自己肯定感を高めたい方には、特におすすめします。
5: 『ちひろさん』 ・孤独を肯定する姿がカッコいい
海辺の小さなお弁当屋の看板娘・ちひろさん。
元風俗嬢の彼女に、周りの反応は様々。
そんな周りの反応を面白がる、独立独歩のちひろさん。
街のみんなと打ち解けながらも、ひとり孤独を胸に抱くちひろさん。
彼女のどこに惹かれるかは人それぞれだけど、誰もが気になる存在なのです。
ちひろさんは、自分を誰かと比べたりしません。
無理に人と合わせたりもしません。
彼女は、正直で素直な自分の感覚をどこまでも貫こうとしているだけなのです。
人を否定せず、押し付けがましくない彼女の言葉には、素直に共感できます。
疲れた時や心を軽くしたいときにおすすめの作品です。
きっとあなたを勇気づける言葉が見つかりますよ。
6: 『アシガール』 ・究極の行動力がカッコいい
平成生まれの全くやる気のないぐうたら女子高生・早川 唯。
これといった目標もなく、ただなんとなく日々を過ごしていたがある日、科学の天才・弟の尊がつくったタイムマシンで戦国時代にうっかりタイムスリップ。
根っからの楽天家の唯もこれにはパニックに!
ところが、イケメン若君との出会いが唯を、死ぬほどやる気満々の恋一筋少女に変えた。
とにかく、ヒロイン唯の行動力には脱帽です。
ぐうたら女子高生・唯が、心のどこかで待ち続けていた、自分のすべてをかけられる「何か」とは、なんと戦国時代の若君だったのです。
目標が定まった唯の、決してぶれない行動力には、眼を見張るもがあります。
その一途な姿が、実に清々しく、カッコいいんです。
ちょっと元気をなくした時など、超能天気娘・唯の ”桁外れの行動力” にきっと勇気がもらえますよ。
7: サクラ、サク。 ・自分を変えられる勇気がカッコいい
子供の頃から、自分はその他大勢だと自覚してきた主人公・藤ヶ谷 咲(ふじがや さく)。
ちょっと淋しいけれど、そんなもんだと思ってきた。
でもある人から受けた親切をきっかけに、「困っている人をほっておかない」と決意する。
その日を境に彼女の何かが変わった。
人から受けたたった一つの親切が、人の運命を変えることもある。
この作品は、人から受けた親切がきっかけで、生まれ変わることを決意した少女の物語です。
たとえ小さなことでも ”しっかり決意して実行し続ける” ことは、誰にでも出来そうで、実はほどんどの人がなかなか出来ないでいることじゃないでしょうか。
主人公・咲は、「困っている人をほっておかない」という決意を実行し続けるのです。
そんな彼女の素直さと勇気が、実にカッコいいんです。
咲のこの決意が、どんな展開を引き起こすのか、とても先が気になる作品です。
どの世代の方をも、新鮮で清々しく晴れやかな気持ちにさせる、咲坂ワールド全開です。
8: 『無能の鷹』 ・無能を卑下しない姿がカッコいい
知的で人徳にあふれた顔立ち。
落ち着いた立ち居振る舞い。
一目見て誰もが思う、デキる人。
それが鷹野ツメ子。
でもその実態は、一年後には見事に社内ニートとなった、シンプルなアホだった。
もう後がないぞ、鷹野。
どうする、鷹野。
有能に見える無能な鷹野と、無能に見える有能な鶸田(ひわだ)が、お互いの欠点を補い合い、だれも予想しなかった成果をあげていく、という展開が痛快です。
でもこの作品の一番の魅力は何と言っても、鷹野の人となりです。
動じない、気負わない、取り繕わない鷹野。
シンプルにアホなのに、どこか頼りがいのある鷹野。
彼女の魅力にまさる見どころはありません。
なぜか見ているだけで勇気が湧いてくる鷹野の言動は、一見の価値がありますよ。
9: 『能面女子の花子さん』 ・自分を見失わない姿がカッコいい
普通の高校に、普通に通う花子さん。
でも決定的に普通じゃない点が一つ。
常に能面をつけて生活しているのです。
出会う人全てに強烈なインパクトを与える、花子さん。
彼女は一体何者か。
花子さんの能面生活は、さぞや深い理由があるのかと思いきや、何のことはない昔からの名残に過ぎないのです。
この設定があまりにも秀逸です。
見どころは、当たり前のように能面生活を送る花子さんと、それを当然のことながら驚く周囲との感覚のズレが、面白さを生み出しているんです。
この面白さ、きっとクセになりますよ。
誰もが花子さんに興味を持ち、誰もが花子さんの虜になるはずです。
特に、人間関係に悩んでいる方にとっては、問題解決のヒントが得られるはずです。
10: 『グランマの憂鬱』 ・ブレない生き方がカッコいい
百目鬼村(どうめきむら)の総領・百目鬼ミキさん。
今日も彼女のもとには、”悩み” や ”揉め事” の相談が持ち込まれます。
悩みを抱えた者は、生き方の達人ミキさんの言葉に反省したり、励まされたり。
そして時には、ミキさん ”愛の一喝” が悩める者たちの目を開かせるのです。
ミキさんのアドバイスは、押し付けがましい説教臭さを全く感じさせないのです。
「押し付けずに気づかせる」
これがミキさん流。
何事にも偏見がなく、懐の深いミキさんの言葉は、誰の心にもスッと入っていくのです。
厳しさと優しさをあわせ持つ、本当にカッコいいおばあちゃんの活躍をぜひ読んでみてください。
本当にカッコいい人はどこが違うかが、よくわかりますよ。
コメント