『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』 ネタバレ ヒロインの秘密2:ヒロインは、処刑宣告されてもどこ吹く風。でもその理由に誰もが共感する。

読書する女性 少女漫画
ふつつかな悪女ではございますがの主人公

ヒロイン・黄 冷琳(れいりん)を羨む朱 慧月(けいげつ)は、冷琳を高楼から突き落とした瞬間、道術の力で互いの体を入れ替えることに成功する。

自分を襲った罪で、処刑宣告された冷琳だが、閉じ込められた地下牢の環境は思いのほか楽勝。

なぜ彼女は平気な顔をしていられるのか。


冷琳は、単に世間知らずの鈍い雛女(ひめ)ではありません。


虚弱のため、常に死と隣り合わせの生活を送ってきた彼女は、文字どおり「鋼のメンタル」の持ち主だったのです。


ましてや、慧月と体が入れ替わり、健康になった彼女には恐れるものなど何もないのです。


嫌われ者の慧月の体を持つ冷琳は、当然のことながら迫害を受け、追放された先は、人が住めるような場所ではありません。


ところが、今や健康な体を持つ冷琳にとって、そこはまるで「天国」なのです。


土地を耕し、作物を植え、日々の糧を自炊して食べる。


今まで、何一つ自分ですることが叶わなかった冷琳にとって、これほど充実した暮らしはないのです。


その喜びを噛みしめる冷琳の姿は、実に実感がこもっていて、心から共感できます。


そんな、慧月の体を持つ冷琳の行動に、事情を知らない周りの者達が翻弄されていく展開が、とにかく楽しい作品です。



もしあなたが何かに悩んでいるとしたら、冷琳の ”前向きに生きる姿” に元気がもらえることは間違いありません。  



すべての方におすすめします。


    

ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』が気になる方、すぐにでも読んでみたい方は、僕がいつも利用している電子書店「ebookjapan」をおすすめします。 こちらからどうぞ。


ebookjapanのおすすめポイント
・漫画の品揃えが約21万冊を誇る、国内最大級の電子書籍販売サービス
2800冊を超える無料マンガ
・ここでしか手に入らない名作漫画多数。


コメント

タイトルとURLをコピーしました